IPO

【IPO】当選確率UP方法試したけど当たらない。IPOとは?当選確率UP方法とは?を解説

全然あたりません。

IPO投資をご存知ですか?

管理人の知る限りでは最も勝率の良い投資です。

2017年は9割近い勝率。後述しますが、平均で8割以上の勝率を誇っています。

管理人は様々な投資手法を試していますが、IPOもはじめたのでIPOとは?や、当選確率を少しでも上げる方法を紹介します。

まだ1回も当選していないので説得力ゼロですが…

投資は自己責任でお願いします。

IPOとは

IPO(Initial Public Offering)

ある企業が資金調達のために、オーナーやその家族といった特定の株主が保有し、流通していない状態の株式を、不特定多数の投資家に発行株式を公開すること

引用元:ASCII.jpデジタル用語辞典

上場していない会社の株は、一般の人々が購入することはできません。

全然知らない町の工務店の株を買いたくても買えないですよね?なぜなら売ってくれる人もいなけりゃ売っている場所もないからです。

そんなIPOですが、直近だとソフトバンク株式会社が12月19日上場するということで注目を集めています。

上場するということは、自分たちで保有している株を一般の人々に売り出すことにより資金を調達し、それを事業拡大の資金とすることが多いです。

IPOの驚異的な勝率

そんなIPOですが、投資として驚異的なパフォーマンスを誇ります。

管理人が投資をする上で最も注目している点は「いくら儲けれるか」ではなく、

「いかに負けないか」

損をする確率が低い投資を強く意識しています。

1,000円でも勝てたら嬉しいし、逆に1,000円でも負けるのは嫌という思考です。

管理人の場合、負ける時は大抵正常な思考ができていないときです。

儲かっている時の思考…もう少し値段があがるんじゃないか…

損をしている時の思考…もう少し待てば値段が戻るんじゃないか…

このように自分に都合のいいように期待している時はほとんどのケースで逆の方向に動き、損をします。

頭では理解していても辞めれません。

投資をしている9割の人は負けていると言われてますが、自分の心に負けているからだと考えています。

だらか自分の判断が入らない投資手法を管理人は実践し、このブログで成績も含めて公開しています。

どんな投資をしているかは記事の最後をご覧ください。

話を戻してIPOの勝率はどうか。

大前提としてIPOは当選したら初値で売却することを条件とします。

そのルールを遵守すると

年度 IPO数 勝率
2017年 90社 82社 8社 91.1%
2016年 83社 67社 16社 80.7%
2015年 92社 82社 10社 89.1%
2014年 77社 59社 18社 76.6%
2013年 54社 52社 2社 96.2%

平均して8割以上の成績をおさめています。

2018年は11月6日時点で70社が上場しており、内64社が「初値 > 公募価格」となっており、勝率9割超えです。

投資をしたことがあればお分かり頂けると思いますが、この勝率は驚異的です。

参考までに、いくらくらい勝てるのか?という数値もご紹介しておきます。あくまで平均値です。

年度 初値売却時の平均利益
2017年 213,283円
2016年 134,022円
2015年 162,296円
2014年 186,194円
2013年 209,441円

もう一度言いますがあくまで平均値。

100万以上利益がでることもあれば、数万円ということもあります。

確立は低いですがもちろん損をすることもあります。

IPOは12月に集中するので準備はお早めに!

過去数年をみても、1年の内、2割~4割程度は12月に集中しています。

理由を気にする必要はないですが、日本は3月決算が多く、決算発表後、

  1. 株主総会
  2. 上場申請
  3. 証券取引所審査
  4. 上場申請承認を経てIPO

このようなプロセスを踏みますが、申請から上場まで同じ事業年度を目指す関係上12月に集中しています。

初心者がIPOチャレンジする上で利用すべき、おすすめ証券会社

IPOに参加するには証券会社の口座開設が必須です。

理由を簡単に説明すると、まず、

①:A社が上場する場合、B証券会社に上場するから自分たちの株を買ってくれる人を集めてよ!

となります。

大抵の場合、証券会社は1社ではなく、C証券会社、D証券会社と複数の証券会社が登場します。

②:①で依頼を受けた証券会社は自分たちのお客さん(口座保有者)にA社の株を〇〇円(公募価格)だけど購入しませんか?

と案内します。

大抵の場合、購入者が殺到し抽選となります。

③:見事抽選にあたった投資家は、上場日に取引所で売買ができるようになります。

※実際はブックビルディング期間などがありもう少し複雑です。

この上場日の一番初めにつく値段(初値)が「②〇〇円だけど購入しませんか?(公募価格)」より上がることで投資家は利益を得ることになります。

「初値 >公募価格」の確率が8割超えなのが実態です。

兎にも角にも、まずは証券会社の口座開設が必要です。

 

ではどの証券会社で口座開設をすればいいの?

 

IPOの引き受け数が多い証券会社が当然ですがおすすめです。(①上場するけど自分たちの株を買ってくれる人を集めてよ!と言ってもらえる回数が多い証券会社)

さらに、その株を公平に分配してくれる証券会社かどうかもめちゃくちゃ重要です。

繰り返しになりますが、IPOの勝率は高く利益金額も平均10万円超えとなります。

 

あなたが証券会社の営業マンだとすると、そんなプラチナチケットを誰に売りたいですか?

当然、自分が抱えている顧客でしょう。全然知らない一般人より、自分を信頼しお金を預けてくれてる人に、勝率の高いチケット、要するに儲け話を持っていきたくないですか?

逆に投資家の立場からすると儲け話を持ってキレくれる営業マンだと信頼してより多くのお金を預けたくなりませんか?

このように各証券会社ではIPOを営業マンの裁量で割り振っていることも多々あります。

 

なのでもう一度言いますが、IPO取扱数が多く、公平に割り振ってくれる証券会社かどうかがめちゃくちゃ重要です。

IPO取扱数が多い
公平に割り振ってくれる

管理人含め資金量も多くない初心者の投資家はこの完全公平抽選に期待をするしか方法はありません。

この公平抽選でもなかなか当たらないんですけどね(^^;

それではIPO取扱数が多く、公平抽選を取り入れている証券会社を紹介しておきます。

証券会社名 引き受け数
2017年 2016年 2015年
SBI証券 83社 75社 78社
SMBC日興証券 71社 64社 72社
マネックス証券 49社 46社 50社
岡三オンライン証券 23社 6社 10社
松井証券 14社 11社 16社
ライブスター証券 7社
野村證券 11社 30社 44社

これ以外にもまだまだ証券会社はありますが、上位3社は口座開設必須とも言えます。

3社だけでも全く当たらないのでもっと必要ですが。

上位3社のおすすめポイントを簡単に紹介しておきます。

SBI証券のおすすめポイント

ネット証券最大手。

口座開設しない理由がないレベルの超大手証券会社。

IPOは外れれば外れるほど当たりに近くなる独自の仕組みを取り入れています。

外れるとポイントが貯まり、どうしても当選したい場合はポイントを使用し当選確率をあげることができます。

なので、IPOするには必須の証券会社と言えます。

SBI証券でIPOにチャレンジする方法はこちらで解説しています。

関連【画像付き】スマホでさくっとSBI証券のIPOに応募する方法を解説

SMBC日興証券のおすすめポイント

1人1票の完全公平抽選を採用している証券会社

主幹事数も多く、IPOをするなら必須。

スマホアプリで簡単に口座開設をできるのも魅力の一つ。

マネックス証券のおすすめポイント

SMBC日興証券同様、1人1票の完全公平抽選を採用している証券会社

こちらも引き受け数が多いので上記2社と併せて口座開設しておくべき証券会社。

口座開設は最短4日で可能となり、スピード開設ができるのも魅力の一つ。

IPOに参加するにはどれくらいの資金が必要か?

IPOに参加するには資金が必要です。

〇〇円で購入しませんか?(公募価格)と上述しましたが、抽選に参加するには多くの証券会社では公募価格以上の資金が入金されていることが条件となります

10万円~30万円程度が主となります。30万円超えももちろんあります。50万円あればほぼ全てのIPOに参加することができます。

また、12月は上場数が多いと記載しましたが、同時期に複数社の抽選が行われることも多々ありますので、複数応募するには多くの資金が必要になります。

例えば公募価格が

  • A社は1株2500円
  • B社は1株1500円
  • C社は1株2000円

だとすると100株単位での応募の為、

  • A社で25万円
  • B社で15万円
  • C社で20万円

必要となります。3社全てに応募する場合は合計60万円が必要となります。

抽選日まで60万円が拘束されてしまいます。また複数の証券会社で応募しようとすると証券会社ごとに資金が必要なので、どんどん必要資金が膨れ上がってきます。

例えばSBI証券とSMBC日興証券の2社でABCの3社の抽選に参加しようとすると60万円×2=120万円が必要となります。※抽選が外れると資金は戻ってきますのでご安心を。また当選したとしても辞退もできるのでご安心を。

このように抽選に参加するだけでも多くの資金が基本的には必要となりますが、資金がなくても抽選に参加できる証券会社がいくつかあります

引き受け数は多くないですが、初心者の強い味方になること間違いなしなのでご紹介しておきます。

[初心者歓喜]抽選資金不要の証券会社

  • 岡三オンライン証券
  • 松井証券
  • 野村證券
  • ライブスター証券

この4社が抽選資金不要の証券会社となります。必要に応じて口座開設をおすすめします。

直近3年の引き受け数は既に紹介した上の表をご確認ください。

管理人が落選となったIPO一覧

記録のためご紹介しておきます。

企業名 上場日 公募価格/初値 初値売りでの利益
霞ヶ関キャピタル(株) 11月28日    
(株)アクセスグループ・ホールディングス 11月6日 1,340円/3,500円 216,000円
VALUENEX(株) 10月30日 1,840円/4,300円 246,000円

全敗。当選していれば…
追記:2019年3月時点でかれこれ20社以上外れてます…

とりあえずこれからもどんどん抽選に参加していきます。

IPOについては以上ですが、証券会社ごとのIPO参加手順は気が向いたら別記事執筆します。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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