この記事でロスカット値の算出方法を解説しました。
関連【トラリピ】ロスカットまでの値幅の計算方法を具体的に解説。リスク管理は命!
これだと計算が面倒な上、複数通貨だとよほど頭を使わないと計算できません(管理人には不可能なレベル)。
そんな折、2019年8月3日にトラリピシミュレーションツールが公開されました。
このツールで複数通貨運用でもロスカットの概算値が簡単に把握できます。
かなり秀逸なツールなので本ページで利用方法を解説します。
トラリピのシミュレーションツール
- トラリピ運用試算表
- トラリピシミュレーション ←本ページではこちらを説明
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トラリピシミュレーションでできること
通貨の価格を自由に入力可能。その価格になったらトラリピがどのようなリスクに晒されるかシミュレーションができます。
例えば、ドル円が100円になった場合の含み損や維持率の確認ができます。
また複数通貨の設定も可能で、
例えば、ドル円が100円、ユーロ円が110円になった場合の含み損や維持率も簡単に把握できます。
さらに いくら入金したら維持率はどうなるか、いくら出金したら維持率はどうなるか、保有ポジションの一部を決済したらどうなるか こんなことも簡単に把握できます。
トラリピは余裕を持った運用が望ましいが、予期せぬ為替変動の際に大活躍するツールです。
それでは実際の画面を紹介します。
トラリピシミュレーションの画面
トレード画面の下部にシミュレーションボタンがありますのでそこから起動できます。
クリックすると別Windowで以下画面が立ち上がります。
大きくは4つの画面で構成されています。
- シミュレーション操作メニュー
- レート
- ポジションサマリ
- 口座状況
まずは ①シミュレーション操作メニュー よりご自身でシミュレーションしたい項目を選択します。
シミュレーション操作メニュー内には以下項目があります。
- レートを変更してみる
- 入金・出金をしてみる
- ポジションを持ってみる
- ポジションを決済してみる
- 日数を進めてみる
- 指値・逆指値注文一覧をみる
- ポジション一覧をみる
これだけあれば機能としては満たされているでしょう。
それぞれの値を変更することにより②③④の数値が自動で変更します。
特に④口座状況にて維持率の確認ができることが非常に役立ちます。
それでは管理人のトラリピを元にロスカット値を算出してみます。
管理人のトラリピでロスカット値を算出
管理人に関係のある項目を赤枠で囲みました。
- カナダドル円の値段
- メキシコペソ円の値段
- ポジション
- 維持率
現時点ではユーロ円はレンジ外、豪ドル円は少額のため共に省いています。
通貨のレートを設定
管理人の場合、カナダドル円がメイン運用で買いトラリピのみのため、カナダドル円の円高が最も気をつけるべきポイントです。
- カナダドル円=69.943円
- メキシコペソ円=4.707円
に変更してみます。
画面左メニューの「レートを変更してみる」より上記価格を入力。
すると①②の下段の値が設定値に変更されました。
それに伴い、③のポジションも増えたことが確認できます。
また最も重要な④維持率も下段が変更されていることが分かります。
維持率が100%をきるとロスカットとなりますが、まだ109%あります。
よって
- カナダドル円=69.943円
- メキシコペソ円=4.707円
では管理人はロスカットされないことが分かります。
いくらになったらロスカットされる?
カナダドル円を 69.943円→69.643円 に変更してみました。
すると④維持率が 99% となりました。
- カナダドル円=69.643円
- メキシコペソ円=4.707円
この値段になるとロスカットされますので、いわゆる管理人の負けとなります。
今回のシミュレーションでは単純に価格がいくらになったらどうなるかを見ていきましたが、いくら入金したら維持率がどうなるかなども簡単に把握できますので、積極的に活用しましょう。
まとめ:リスク管理は命なのでシミュレーションツールを使いたおそう
- トラリピ運用試算表
- トラリピシミュレーション
この2つのシミュレーションツールを使いこなすことによりかなり勝率をあげることができます。
初回のトラリピ設定時や運用通貨を増やす際はトラリピ運用試算表にてシミュレーション、
運用時はトラリピシミュレーションを使いこなし、徹底したリスク管理を行いましょう。
ますますトラリピが最強の資産運用手法となることでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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